加藤好洋ヒストリー I~Ⅳ

Ⅰ.呪われた宿命

1965年3月逆子だった為へその緒が首に絡まり
心肺停止状態で誕生。

逆さにして引っ叩いたりお湯や水に浸け
なんとか息を吹き返した。

母親からの過激な体罰と、

(お灸を据えられたり大きな蜘蛛のいる納屋に
閉じ込められたり寒空の中野外に放置)


優等生の兄のはけ口となり日常的に暴力を受け、
ナイフを投げつけられ大量出血をしたことも。

この頃の本人も残虐性が高く、
生き物を殺すことが一番の喜び。

如何に長く苦しめながら殺すか。



ある時フナの泳ぐ姿を見て気付いたら
握り潰していた。

鳥のヒナを可愛がっているうちにムラムラして
潰したのを最後に殺しはやめる。

人間に対しても一緒に遊んでいる子を無意識のうちに
殴っていたりの異常性。


幼稚園から万引きを始め、消しゴムを盗んだ小2で
「上」 からの視線に気づき自ら止める。


多動気味で集中力が無く極度のコミュ症ゆえ
小2まで激しい虐めにあう。

残した給食を食べている時に暴行は
行われたが一度鉛筆で攻撃した際の
相手の泣く顔をみてから

「勝てるかも?」

と意識が変わり一人ずつ復讐していく。

ケンカの強さが人気に繋がる風土。

小4でトップに躍り出る。


小6の担任がS(サド)で母から殴ってもいいと
許可が出ていることをいいことに捌け口となる。

事あるごとに理由なくニヤけながら
殴られ続ける日々。

クラス裁判にもかけられ全員に謝罪させられたり。

母からは常に否定され続けケンカ以外の
自己確立が出来ない状態。

血だらけで帰っても悪いのはおまえだと言われる。



Ⅱ. 方向転換

中学入学と同時に20回ほどケンカをするが
病で体力が落ちていたこともあり完敗、

そして方向転換。

笑いで生きるべく、中三でクラスの人気者に。

しかし高校がワルの学校だったため暴力からは
まだ抜けられない。

その後も虐待癖、支配欲が治らず
スイッチが入ると止められない状態。


高校卒業後に床屋の修行に入る。

職人になってから 世界情勢 
興味を持ち始める。

同時に快楽及び連続殺人に惹かれ
調べる過程で自分と重なり
環境への見方が変わってくる。

自分は支配されていなければこちらの道に
入ってきたのではないか?

少しずつ肯定できるようになる。

※子供時代は親に写真を撮ってもらうことがほとんど
無かったそうです。




Ⅲ. 得たもの失ったもの

24歳で極真空手を学び始め初段取得。

残虐性を発散させるガス抜きに。


25歳で結婚、長男が生まれる。

生活の不満から虐待に近い接し方をしたが
夜中のミルクやおむつ替えで少しづつ
愛情が育っていく。


31歳で独立。

家庭でのゴタゴタの中
ひとりで床屋の出店準備。

その後長女が生まれるが5か月の時に
突然死。

妻の実家からは暴行により殺したと
決めつけられ警察にもそう話された。

義理の兄からも脅しが入る。

解剖の結果、身の潔白が晴れる。


店は拡大しチェーン店化していくが
ツキの無さを見てもらいにとある霊能者に会う。

インチキの手口を確認するに終わるが
ビジネスの評価をしてもらい少しだけ自己肯定が出来た。



Ⅳ. 彷徨う死線

心を病み催眠療法にかかる。


「あなたがまともな社会人になれたのは
奇跡です」


そう告げられこれによりまた少し自己肯定に繋がる。


37歳でセミリタイア。
しばらく快楽に身を委ねる。

が、六本木の出店準備を進めるうちに
体調が崩れる。

肝臓の数値が普通なら
死んでいるレベルと言われ即入院。

退院を数日後に控えていたが院内感染にて
死線を彷徨う。敗血症。

連日の発作エクソシストばりの震え呼吸困難。

なんとか退院後ビジネス展開し、

理容店4店舗、美容室2店舗に伸ばし
高級車10数台所有。





調子に乗り、先物や映画スポンサーで騙され
3千万程失う。


すっかりいじけていたが、空手の先輩が開業した
治療院に通う中

「生きがいの創造」 

を渡されこれを機に心の勉強を始める。


斎藤一人さん小林正観さん西田先生を知る。

銀座まるかんの代理店。

カウンセラーとして活動を始め
自傷癖のクライアントを治したりと結果を出していく。


突然霊が見えるようになった先輩を通し
亡き娘と交流を持つ。

スピリチュアルに目覚めパワスポを
渡り歩きながら直接娘と交流したいと思いはじめる。

偶然に本物の霊能者と繋がり師事する中で
自分自身がヒーリングが出来ることを知る。

と同時に娘はこの世にいない、
先輩は憑依されている事を知る。